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知っておきたい収納計画の秘訣!①



収納は多めに取るのが◎

でも、きちんと計画しないと…!?



新築やリフォームの計画時、収納で後悔している人がいます!

せっかくの新居が物であふれてしまわないよう、収納はできるだけ多めに確保したいもの。

計画時、家族の家財をチェックして、「何を」「どこに」しまうのかを決めることがコツです。

今回はリビング、ダイニング・キッチン、プライベートルームの収納について解説します。


こんな失敗談が!!!



●予算やデザインばかり気にして、実際の暮らしのことまで考えていなかった。

●「できるだけ多めに」と、オファー。収納がたくさんあっても、使い勝手が悪い。

●設計士さんに全部お任せにしたら、全然足りなかった!

このような失敗を防げるように、それぞれのスポットごとに計画をしましょう。



それぞれのゾーンにおける収納のポイントを解説!


★リビング

家族が集まるリビングは、実はいちばん散らかりやすい場所。

それぞれが物を持ち込むので、雑多な物であふれてしまいがちです。

貴重品や書類など、雑多な物の定位置を決めておけば、快適に過ごせます。

みんなで過ごす場所だからこそ、家族全員で「どこに、何を、どうやってしまうか」共有して、気持ちのいい暮らしをキープしましょう。




【POINT1】

造作の収納や壁、床などを工夫する

家族の日用品が集まるリビングには、すっきりしまえる造作収納を造ると◎。

テレビ周りはどうしても乱雑になりがちなので、壁裏側に隠したり扉をつけたりと、

アイデアを見出して。


【POINT2】

ニッチやカウンターで見せながら収納を楽しむ

新居では雑貨や花を飾ったりと、ディスプレーも楽しみたいもの。

予め造作のニッチやカウンターを設ければ、収納も楽しめます。


【POINT3】

子ども用の収納スペースを用意

リビングにあふれがちなのが子どものおもちゃ。

小上がりの畳スペースの下部や、吊戸棚など、専用の収納スペースを。

遊んだら片づける習慣づけにもなります。



★ダイニング・キッチン

家族が集まって暮らしの中心になるダイニング・キッチン。

調理器具や食器だけでなく、たくさんの食材を保存する場所が必要です。

実際に自分がキッチンに立っているところを想像して、

どんな収納があったらいいかシミュレーションしてみましょう。




【POINT1】

パントリーを設けて 食材をすっきり保管

思いきって大きめのパントリーを設けて、1カ所でまとめて食品を保管しましょう。缶詰や保存食品などは、ため込みすぎないことも大事。同じものをいくつも買ってしまわないよう、買い物の時にチェックする習慣を。


【POINT2】

勝手口や土間を有効活用

家の外と中を繋ぐ勝手口の土間スペースは、泥が付いたままの野菜を保管しておくことができる貴重な場所。棚を作ってカゴを置いたり、野菜をサッと洗える水栓を設けたりして、使いやすさを追求しましょう。


【POINT3】

キッチンカウンター収納スペースを

カウンターやダイニングテーブルに物があふれてしまいがち…。

カウンター前側にブックシェルフや棚を設ければ、

家族の日用品や郵便物、本や雑誌なども定位置にしまうことができます。


★プライベートルームの収納

寝室・和室・子ども部屋・書斎…家族や自分だけのプライベート空間は、

人に見せないからと散らかりがち。

毎日すっきり暮らせるよう、適所に収納を確保しましょう。




【POINT1】

将来を見据え、柔軟に対応できるつくりに

プライベートルームの収納で重要なのは、家族の変化に対応できるようにすること。

洋服や蔵書など、これから増える可能性があるものにも配慮が必要です。

家族の将来を見越した、ゆとりあるプランニングを心掛けましょう!


【POINT2】

クロゼットの概念は暮らし方に合わせて

家の間取りや暮らし方によって、クロゼットの場所や種類はさまざま。

家族の生活動線を細かく想像し、「どこに」「どんな」クロゼットが必要でしょう。

収納量だけでなく、換気や結露対策、着替えスペースのことも考慮。

最近では、水回りにファミリークロークを設計する家も多くあります。


【POINT3】

吊り押し入れの採用で 和室にも収納&採光を

座布団や来客用の布団など、意外にしまう物が多い和室でオススメなのが、吊り押し入れ。下に地窓を設ければ、押し入れ特有の圧迫感を軽減しつつ、採光と通風が確保できます。



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