今年は予想されていたこともありますが、暖冬で過ごしやすい冬季となっています。
かまきりが卵を産む位置ではないですが、なぜこのように暖かいのかを調べてみました。
大きく4つの要因があるようです。
1. 地球温暖化
地球温暖化は、温室効果ガスの排出により地球の平均気温が上昇する現象です。この影響で、季節ごとの気候パターンに変化が生じ、冬の寒さが緩和されることがあります。特に近年は、春に夏のような気候になったり、冬に大雪が降ったりと、全国各地でこれまでにない異常気象を観測することが多々あります。
一般的に、化石燃料の燃焼、森林破壊、工業活動などが温室効果ガスの主な源であり、これらが暖冬を引き起こす一因と言われています。
2. エルニーニョ現象
エルニーニョは、中央および東太平洋の海面水温が平均よりも高くなる現象で、世界の天候パターンに大きな影響を及ぼします。エルニーニョの年には、特定の地域で冬が温暖になることがあります。エルニーニョ現象は数年に一度発生し、その強度や影響は回ごとに異なります。
3. 北極振動(AO)と北大西洋振動(NAO)
北極振動(AO)と北大西洋振動(NAO)は、北極域と中緯度域の気圧差に関連する気候変動パターンです。これらの指数が正の相であるとき、強い西風が中緯度域を支配し、寒冷な北極の空気が南下するのを防ぎます。これにより、温暖な冬となることがあります。
4. 太平洋十年規模振動(PDO)
太平洋十年規模振動(PDO)は、北太平洋の海面温度パターンに関連する気候変動で、数十年のスケールで変動します。PDOの正の相は、北アメリカの西岸やアジアの一部で温暖な冬をもたらすことがあります。
しかし、人間はないものねだりをするもので、私などは、「冬らしさに欠けるな…」と風情を求めてしまいますが。雪かきをしなくてよいことはありがたいですね。
そんな現代の自然に合わせながら、住まい選びを考えてみてはどうでしょうか。
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